複雑な部品のための新しい 3D 単純化機能

メムブリス, 2023年9月7日 - ドイツとフランスのソフトウェアメーカーCoreTechnologie (CT社) は、3D_Evolutionのさらなる開発により、データ変換を次のレベルに引き上げます。最新のソフトウェアバージョン4.7では、新しいフィルター機能により、大型アセンブリの複雑なボディを単純化します。これによってCT社の3D関連製品に搭載されている 単純化ツールを使用することで、大規模で且つ細かいデータを含むアセンブリの迅速な処理と表示が可能になります.

細部に至る単純化

エンベロープ形状の自動生成のためのSimplifierの最初の単純化ステップの後でもまだ複雑なディテールを持つ複雑な機械部品やアセンブリ、サーフェスが多すぎる部品は、新しいフィルター機能で明確に識別され、近似した形状に置き換えられます。このようにして、サーフェスの多い複雑なモデルや、サーフェスの数が一定数以上のモデルは、フィルタリングされ、単純な代替ボディに単純化されます。

特に、プラスチック射出成形部品、ギアホイール、または詳細なねじ山は、機械やプラントのアセンブリでは必要以上に複雑であり、ファイルサイズが過大になる要因となっています。これらのモデルは、新しい「高度な選択」機能で識別され、ワンクリックで、単純なエンベロープ形状に置き換えられます。

特定の指定方法で識別されないネジのような標準部品は、新しいフィルター機能を使用して素早く検索して削除したり、円筒形のシェルに置き換えたりすることができます。例えば、一般的な六角ネジや六角穴付きネジは、詳細なCADモデルでは20～24のサーフェスを持ちます。複雑な部品は、バッチモードでも、新機能で自動的に単純化することができます。実際、このツールは、機械およびプラントエンジニアリングにおける典型的なアセンブリのファイルサイズを75～95パーセント削減することができます。高度に単純化されたソリッドモデルの生成により、迅速な作業が可能になり、非常に大きな3D CADの図面を取り扱うことができます。